知識だけでなくコミュニケーション能力が必要です
占い師は相手があってのお仕事です。悩みを持った相手とコミュニケーションを通して分かることがたくさんありますので、お話しすることや聞くことが得意な人のほうが向いているでしょう。ノンバーバルコミュニケーションも重要で、表情やしぐさ、話すスピードや声のトーンなども意識ができると相手が気持ちよく相談できるようになります。
最近では対面での占いだけでなく、メール占いやオンライン占いなどもありますので、人に合わずに文章のみでやり取りすることもできますよ。相手の幸せを考えられる方ならいい占い師になれる素質は兼ね備えていると思います。
読解力
相談の内容だけでなく、言葉の裏に隠れた思いに気づけるスキルが必要です。強がっているような言葉でも本心は悲しくて苦しいと言っているかもしれません。やり取りの中で相手のしぐさや表情などをしっかり見ておくと気づけるようになっていくでしょう。人によっては本心を見せたくないプライドを持っている方もいるので、相手に合わせて気づかないフリしてあげることも必要です。
共感・伝達力
相談に来る人のほとんどが共感を期待しています。悩みを打ち明けるのにもパワーが必要なので、伝えたあとの反応が寄り添って理解してもらえたと思えると、占いの結果や提案を気持ちよく受け止めてくれるでしょう。
伝えるときも相手にあった話し方が大切です。分かりやすく説明したつもりでも回りくどく感じてしまったり、端的に説明したら理解できていなかったり、相手に合わせるというのも意外に難しいポイントです。コミュニケーションの中でどういった性格か、どんな伝え方が受け入れやすいのかという点を考えながら話を聞いておくと上手く伝えられるようになると思います。
カリスマ性
人を引き付けるような魅力を持っている人はどんどん有名になっていきます。カリスマ的な素質を持っている人は、ノンバーバルコミュニケーションが上手く、立ち居振る舞いもどこかオーラを感じられるでしょう。核心を突くような、心に響く言葉を使えるようになるとカリスマ性が磨かれていきます。
スキルは身に着けられます
言語のスキルは今からでも身に着けられます。少し苦手だなと思っていても積み重ねていけばきっとできるようになるので問題ありませんよ。
占い師の中には「あなたのココがダメよ」といった厳しく指摘する人もいますが、最初からカリスマ性を意識しすぎないようにしていきましょうね。