当てる占いではなく気づくためのセラピー
美しい二層の色彩に彩られたボトルが、棚一面に並んでいる光景を見たことがあるでしょうか。
イギリス発祥のカラーケアシステム、オーラソーマです。
一般的な占いと少し異なるのは、オーラソーマには良い・悪いという判定や、未来を断定する予言が存在しないという点です。
オーラソーマの創始者、ヴィッキー・ウォールの言葉に「You are the colors you choose(あなたが選ぶ色が、あなた自身である)」というものがあります。選ばれた色は、その人の本質、隠された才能、現在抱えている課題、そして未来の可能性を映し出す鏡です。
直感的に惹かれる色を通して、自分自身の深層心理と向き合い、内面を癒やすためのツール。それがオーラソーマなのです。
左手で選ぶ4本のボトルが語るストーリー
オーラソーマのコンサルテーションでは、100本以上あるイクイリブリアムボトル(上層がオイル、下層が水の二層ボトル)の中から、直感で呼びかけられていると感じるボトルを4本選びます。
このとき、思考を司る右手ではなく、直感や右脳と繋がっているとされる左手で選ぶのがルールです。選ばれた4本には、それぞれ選んだ順番によって明確な意味が与えられます。
1本目:魂のボトル(本来の姿・人生の目的)
あなたがこの世で何を成し遂げたいか、どのような本質を持って生まれてきたかを表します。
2本目:チャレンジとギフトのボトル(課題と才能)
現在直面している壁や乗り越えるべき課題です。オーラソーマでは課題を乗り越えた先に、才能が開花すると考えます。
3本目:今、ここのボトル(現在の状態)
現在のあなたの状況や心理状態、1本目と2本目を経てたどり着いた今の姿を表します。
4本目:未来のボトル(これからの可能性)
現在の延長線上にある未来のエネルギーや、引き寄せつつある可能性を示唆します。
色彩が持つポジティブとネガティブの言語
それぞれのボトルが持つ色は、独自の色彩言語を持っています。興味深いのは、一つの色に必ずポジティブな側面と、ネガティブ(チャレンジ)な側面の両方が含まれていることです。
レッド
ポジティブ:エネルギー、情熱、行動力、グラウンディング(地に足をつける)。
ネガティブ:怒り、欲求不満、物質的なことへの執着。
ブルー
ポジティブ:平和、信頼、コミュニケーション、母性的な保護。
ネガティブ:憂鬱、孤独、権威への恐れ、言いたいことが言えない。
イエロー
ポジティブ:喜び、知識、ユーモア、個の確立。
ネガティブ:不安、混乱、自己中心的な振る舞い、神経過敏。
グリーン
ポジティブ:バランス、真実、スペース(ゆとり)、方向性。
ネガティブ:嫉妬、優柔不断、スペースの欠如。
例えば、真っ赤なボトルを選んだ場合、今はエネルギーに満ち溢れて行動的になっているとも読めますし、逆に何かに対して強い怒りを抱えており、エネルギーを消耗しているとも読めます。
どちらが当てはまるかは、選んだ本人が一番よく知っています。プラクティショナー(診断者)との対話を通じて、色の意味をヒントに自分の中にある感情に気づいていくのです。
ボトルは塗ることで完結する
オーラソーマの最大の特徴は、選んで終わりではないという点です。選んだボトルを実際に購入し、身体に塗って使うことが推奨されています。
シェイクしてオイルと水を混ぜ合わせ、エマルジョン(乳液)状になった液体をチャクラに対応した部位に塗布します。
色とハーブ、クリスタルのエネルギーが含まれたオイルを肌から取り入れることで、乱れたバランスを整え、内面的な変容をサポートするとされています。
なぜか最近、この色が気になる。そんなふうに感じる時は、その色が必要なメッセージをあなたに送っているのかもしれません。言葉にならない心の声を、美しい色のボトルを通して聴いてみてはいかがでしょうか。

